Prologue CLAVIS SIDE
気怠い朝。
私は指を組み、その上に顎を乗せてぼんやりと窓の外を見ていた。
(いい天気だ……うっとおしい)
こんな日は部屋に籠るか、裏庭の木陰にでも行ってリスやモグラ相手にボーッとしていたいものだ、
それなのに朝イチ会議とは……。
爽やかな眩しい日差しが、ヤル気のない私を心地よい眠りの世界へと誘う。
だが、せっかくのそれを妨げるように他の守護聖たちが何やら騒いでいる……。
一方その頃ランディは…… ★ZAPPING RANDY SIDE