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『Cahier de olivie』
スモルニィ女学院の校門前には、古い文房具屋さんがありました。置いてあるものといえば、地味なノートや深緑色した鉛筆の類。そんなですからお客さんは、忘れ物をしたうっかりさんが仕方なしに、
休み時間に時々飛び込んで来るくらいです。 |
年老いた店主は、店を継ぐ者がいないので自分の代でこの店も終わりだと思っておりましたが、あちらこちらを気ままに旅していた孫息子が戻ってきて、店を継ぐと言い出したのです。 「お祖父ちゃん、店を、少し改装して、品揃えも増やしていい?」 「かまわんよ、お前が新しい店主だ。好きにするといい」
そして……古い文房具屋は、リニューアルオープンしたのでした。学校指定のノートは、もちろん今まで通りありますが、一番下の棚にひっそりと。他にはいろいろなノートが陳列棚に並びました。 |
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それから、『カイエ ド オリヴィエ』の日記帳は大人気。 けれども、あんまり大勢の少女たちが、いちどきにやって来たので、店主は呪文を唱えることはやめました。 その代わり、お客さん一人一人のイメージにあった日記帳を心を込めて選んであげることにしたのでした。 |
制作中の机の上です。悲惨(^^; |
制作メモ 自分の乙女ちっくさに目眩すら覚えますが(笑) 大きさ |
『Cahier de
Luna』 〜カイエ ド ルナ〜 『Cahier de olivie』の、のれん分けです。 お友達へのお誕生日プレゼント兼。 |
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