このお話しは随分前に考えて半分くらい書いてあったものです。ず
ーーっと前に、キリ番、リクエストで、クラヴィスとリモアンちゃんのラブラブもののリクエストを頂いていて、書けなくて、踏み倒して来たんですが、一応、こうして水面下では頑張ってた訳なんですわよ、某Yさんッ。
で、当初は、結構、長さがあり、内容も少し重ためでしたが、とある理由(以下)で、お蔵入りしていたものを引っ張り出してきました。
『実は守護聖のほとんどが女王陛下に逢ったことがない』って、かなり『へぇ』だと思いません?
そこで、その理由付けとして、崩壊寸前の宇宙を支えなくてはならなかった為、外界との接触を極力さけ、宇宙そのものと意識を同調さ続ける必要があった……そんな風に思いました。
これを元に、女王陛下は、意識を同調させる=眠り続ける、と考え、外見上の歳をあまり取らないのでは……と思いました。若い頃のままの姿を見られてしまうことは、それだけ女王としての負担がいかに大きかったかを示すようなもの……それで女王陛下はヴェールを常に被った姿であると。
それにあの頃のままな姿をクラヴィスに見られるのはちょっといや……なんていうような乙女心も女王といえど、少しくらいはあったりして……などという設定で書き始めたのでした。
ところが、これを2/3くらい書いているうちに、由羅版アンジェリークが、最終回をむかえ、陛下がお出ましに! しかも、とってもいい感じの美人サンのお姿で。
後からワラワラと付け足された本家の設定は、もはやあんまり判らなくてゴメンさせて……な私ですが、由羅版アンジェリークは、SP1の世界をベースに描かれたものであり、
とっても素敵な終わり方をしてありましたので、私の書いたお話しは、パソコンのボツのフォルダーに入れたのでありました。
ですが、女王陛下の姿が若い頃のまま……という部分を除けば、SP1設定からそれほど逸脱もしていないんじゃないかな……と思って、クラヴィスのお誕生企画のお話として、引っ張り出して形を整えたのでした。
『章』ではなく、『scene…』を使ってあるのは、長いお話のエピソード部分だけを抜き書きしたので、ちょっぴりオムニバス風というかそんな感じで読んで貰えたら……と思い付けました。
アンジェリークとクラヴィスのラブラブ……というには、まだあまりにも淡い所でお話は終わっていますが、たぶんこの二人だと、こんな感じで、ボツボツと仲良くなっていくんでは……と
いう気がしています。
最後に叫び。あ〜も〜、クラヴィスのらぶらぶものって苦手だーー。この程度でもミョーに
恥ずかしい〜、ジタバタジタバタ。
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それでは、皆さま、ご一緒に!
『HAPPY BIRTHDAY CLAVIS!』
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